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【HAPP企画 新入生歓迎行事】上杉満代舞踏公演「命」

……「われわれは生きているときに、何をいったい食べたらいいのか。命を削って、命を食べるんですよ。しかし大変だ。命を食べるなんていうのはね」大野一雄『稽古の言葉』より。
5月24日ときは困惑のど真ん中。日吉キャンパス来住舎。ガラスの子宮にて復活の場を再び頂戴した。この奇跡に感謝と共にO氏の言葉を肝に命じ我々は結集する。踏むこと。打つこと。舞うこと。奏でること。ご飯ですよ! 2023年 上杉満代

日時:
2023年5月24日(水)18:00開演(17:00開場) 
会場:
日吉キャンパス 来往舎イベントテラス
講師:
[出演]舞踏ー上杉 満代、音楽ー曽我 傑、多田 正美

[音響・照明]曽我 傑

出演者プロフィール

・上杉満代
1950 年福岡に生まれる。幼少よりクラシックバレエを学ぶ。68 年谷桃子バレエ団に在籍後71年より舞踏家大野一雄氏に師事。映画「O 氏の死者の書」に参加。75 年上杉満代舞踏ソロ「紅蓮夜曲」にてデビュー。その後、現在に至るまで極私的舞踏ソロの公演を主流として活動を続ける。1987 年~1990 年渡仏。カトリーヌ・デュベレス、ベルナルド・モンテのスタジオD.Mに参加。パリ国立市民劇場などにて3 作品に出演。帰国後はソロ作品「彼女」から「マダムメランコリア」「マドモアゼルメランコリア」「ベイビーメランコリア」などメランコリアシリーズ作品発表。大野一雄フェスティバル他欧州、米国等に招聘多数。2009 年連続舞踏公演「ベイビーメランコリア夢六夜」にて第41回舞踊批評家協会賞を受賞。

・曽我傑
15 歳頃まで音楽の基礎を祖父と父から学ぶ。1970 年代前半、東京アメリカンセンターにてテリー・ライリー、ニューヨークにてジョン・ケージに「現代の作曲と可能性について」を、北村実(早稲田大学文学部哲学科)の私塾にて「唯物弁証法、科学的社会主義論、マルクス・エンゲルス全著作比較試論」などを学ぶ。73 年頃より佐野清彦、多田正美らと「GAP」の活動を開始。70 年代後半より劇場公演に活動をフォーカスし、ニューヨークのラ・ママ劇場、ロンドンのICA スペース等での音響、照明を中心に劇場技術を手掛ける。

・多田正美
ピアノを13 歳頃に独学で始める。自由に作曲をしたら、自分の生まれた頃のポーランドで生じた学派だったと後に知る。1974 年からのGAP 即興活動。75 年小杉武久音楽教場に通う。78 年には1 本の樹を毎日同じ場所から撮影、1 年間で365 枚撮る。80 年代前半ピアノ製作に取り組む生活を送り、三遠州地帯の古き祭りを巡る。86 年から双ギャラリーにて、コラボ作品とSound Encounter 即興を始める。99 年文化庁芸術家派遣で1年間オランダに滞在。その後、ネパールの古き観音山車祭りに通い、2006 年カトマンズ及びパタンにて「Art Full Nepal」に参加。

定員:
参加費:
無料
申込み:
不要
対象:
塾生・教職員・塾員、一般
備考:

お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
108-8345 東京都港区三田2-15-45 Tel: 03-5427-1621

ishimoto@art-c.keio.ac.jp
コメント:
主催:慶應義塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)・慶應義塾大学アート・センター

協力:慶應義塾高等学校

コーディネーター:小菅隼人(慶應義塾大学理工学部教授)
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