Event・Seminar



クローデル・シンポジウム2020
クローデルとその時代

※開催延期のお知らせ

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本シンポジウムの開催の延期を決定いたしました。ご参加を予定していらした皆さま、関係各位にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただけますよう、お願い申し上げます。
 なお、まだ開催時期は未定ですが、社会状況を判断した上で、決定いたします。決定いたしましたら、本ホームページでご案内申し上げます。
 本シンポジウムについてのお問い合わせは、p.claudel150@gmail.comまでお願いします。

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ポール・クローデルは20世紀フランスを代表する詩人・劇作家、有能な外交官、敬虔なキリスト教徒という複数の顔を持つ人物です。このクローデルを構成する要素は、一見したところ、矛盾したものにも見えますが、彼のなかでは対立することなく併存しています。この文学者、キリスト教徒、外交官という側面を多角的に検討し、新たなクローデル像を作り出します。

日時:
2020年3月26日(木)~27日(金) 
会場:
日吉キャンパス 来往舎2階 中会議室
講師:
第1セッション クローデルと演劇

①村上由美(慶應義塾大学)「マラルメからクローデルに至る舞踊の詩学」
②安川智子(北里大学)「言葉、空間、音楽のリズムとジャンルの創造――クローデル/オネゲルの《火刑台上のジャンヌ・ダルク》考」
③根岸徹郎(専修大学)「クローデルの戯曲――1910年代から1920年代へ」

第2セッション クローデルと外交

④学谷 亮(創価大学)「クローデル、メルラン、幣原――1924年の極東」
⑤立木康介(京都大学)「クローデルの« œuvre »としての関西日仏学館――草創期から終戦まで」

第3セッション クローデル外交の周辺

⑥田ノ口誠悟(武蔵野美術大学)「大戦間期フランスにおける文化外交とエクリチュール――ジャン・ジロドゥを例にして」
⑦牧野元紀(昭和女子大学)「ポール・クローデルと殉教のインドシナ」

第4セッション クローデルと宗教

⑧上杉未央(東京大学)「クローデルと新大陸――カトリックと『伝統』をめぐって」
⑨大須賀沙織(首都大学東京)「ポール・クローデルとリジューの聖テレーズ――降誕祭の神秘体験をめぐって」
⑩黒木朋興(上智大学)「マラルメとクローデル――二人のフランス詩人のワーグナー論を巡って」

第5セッション クローデルと日本

⑪山本泰朗(山内義雄令孫)「ポール・クローデルと山内義雄――二人の出会いと詩集『聖ジュヌヴィエーヴ』について」
⑫井戸桂子(駒沢女子大学)「クローデルと二条城」

第6セッション クローデルと日本の古典・芸能

⑬岡村正太郎(学習院大学)「ポール・クローデルと日本の伝統演劇」
⑭大出 敦(慶應義塾大学)「アリストテレスと唐辛子――クローデルのクラチュロス主義」

参加費:
無料
申込み:
不要
対象:
研究者、塾教職員、学部生・大学院生、一般
備考:


【お問い合わせ】p.claudel150@gmail.com
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