25/02/27~26/03/31 
2025年度教養研究センター設置科目 ガイダンス

大学では「自ら考え、確かめ、表現すること」が求められます。これは学問の出発点であると同時に、長い人生を支える「教養」という知的体力の基盤を形成する営みでもあります。教養研究センターでは、学生諸君が様々な価値観に触れることによって自分の関心を広げ、進むべき方向を見定めるきっかけとなるような学びの場を提供しています。よりよい大学生活を送るために、学生同士、学生と教員、さらに教員同士が切磋琢磨する知の現場に、ぜひとも学生の皆さんも足を踏み入れてください。
<2025年度設置科目>
「アカデミック・スキルズIⅡ」「身体知」「身体知・音楽ⅠⅡ」「日吉学」「ゲーム学」「エンターテインメントビジネス論」「金融リテラシー入門」
<b>■プログラム
1、所長挨拶・全体説明
2、実験授業(庄内セミナー、情報の教養学)紹介
3、各授業概要(アカデミック・スキルズIⅡ、身体知、身体知・音楽ⅠⅡ、日吉学、ゲーム学、エンターテインメントビジネス論、金融リテラシー入門)説明
4、秋学期実験授業(エンターテインメントビジネス特論、想像学とSF学)紹介
5、履修方法説明、質疑</b>
25/10/17~25/11/05 
AI×アテンション・エコノミーと人間の尊厳――SNSはあなたを幸福にしていますか?――

「情報の教養学」では、「情報の光と影」に焦点を当て、情報の利用によるメリットやデメリットと共に、情報技術に関わる将来について、様々な分野の一流の講師に講演いただいています。
2025年11月5日には、山本龍彦先生(慶應義塾大学大学院法務研究科教授、同大学X Dignityセンター共同代表)による「AI×アテンション・エコノミーと人間の尊厳――SNSはあなたを幸福にしていますか?――」と題した講演会を開催いたします。
是非、ご参加ください。
<b>多くのSNSは無料で利用できますが、実はかけがえのない時間やアテンションを「支払って」います。「アテンション・エコノミー」と呼ばれるこの経済モデルの裏側でAIがどう使われているのかを概説したうえ、人間の尊厳の観点から、このモデルの功罪を皆さんと一緒に考えてみようと思います。</b>
<b><a href="https://forms.gle/oo2yhM66tBkXAhh37" target="_blank">お申込みはこちら</a></b>
25/10/24~25/11/12 
読書会 晴読雨読 アイデアの系譜学 第18回
お悩み相談の機微 マジメとユカイの間で泳ぐ

<b>秋の夜長にため息を一つ...</b>
秋が深まり、散り積もる落ち葉の如く、みなさんの心にもモヤモヤが堆積していないでしょうか。自分の奥底にある感情は、なかなか言葉にするのは難しいし、そもそも人に向けて発していいのかもよくわかりません。さらに言えば、自分で何かを言語化する以上に、誰かの声に耳を傾けるのはとても難しいことです。相談すること・相談をうけることは、本来日常の一コマであるはずですが、その一歩を踏み出すハードルは年々高くなっているようにも感じます。ここではお悩み相談を愉快に、あるいはカラフルに変換する試みを、小林エリカ『おこさま人生相談室:おとなのお悩み、おこさまたちに聞いてみました』や『文学効能事典:あなたの悩みに効く小説』から探って、ブックトークにつなげていこうと思います。
<b>「アイデアの系譜学」読書会とは…</b>
「アイデアの歴史」(History of Ideas)という学問分野を参照しつつ、発想の生成・循環・変容をテーマに「あれこれ喋る」、書籍持ち寄り型の会になります。前回からの継続参加、今回のみの単発参加の両方を歓迎します。日吉の1~2年生だけでなく、三田の上級生、湘南藤沢や信濃町からの参加、時には高校生や教員たちの「往来がある」ことが本会の特徴です。当日、どんな流れになるかは、集まってみるまで主催者も分かりません。「創造的な混沌」を目指す場です!
25/10/28~25/11/04 
創造力とコミュニティ研究会32
得我(描)くワタシとI do meするわたし
〜命の伝道師を目指す、新しい自分探しと自己選択の軌跡〜

2020年の1月、理学療法士として働いていた榊山美賛さんは、車の事故に遭い「脳脊髄液減少症」と認定されました。そんな榊山さんを今度は息子さんを労働災害で失うという悲しみが襲います。病と闘いつつ、労働災害殉職者遺族のひとりとして車椅子で事故撲滅を目指し、勉強を続ける榊山さんの探求と選択と行動の軌跡は、共に生きる未来を描く指針をわたしたちに与えてくれるはず。今回の研究会では、そんな榊山さんの力とそれを支えるコミュニティについてお話を伺います。
日時:2025年11月4日(火)18:30~20:00(予定)
<b>話題提供者:榊山 美賛(さかきやま みさ)さん(言葉とデザインで「命の共鳴を紡ぐフリーランス表現家」)</b>
会場:居場所「カドベヤ」横浜市中区石川町5丁目209-3 1階
<a href="https://ameblo.jp/kadobeya2010/">https://ameblo.jp/kadobeya2010/</a>
<b>参加ご希望の方は、法学部・横山千晶教授宛 <font color="blue" size="2"><a href="mailto:chacky@keio.jp">chacky@keio.jp</a></font></b> にご連絡ください。
25/10/28~25/12/05 
【HAPP企画 新入生歓迎行事】ジェンダーレスなインプレッションメイク

【新入生歓迎行事】松下里沙子ワークショップレクチャーNo.4
ジェンダーレスなインプレッションメイク
塾生なら誰でも参加できます!特に新入生を歓迎します!
<b><font color="blue" size="3"><a href="https://forms.gle/Ahq6HDricGzLX4fu8" target="_blank">お申し込みはこちら</font></a></b>
25/03/31~26/01/31 
実験授業「エンターテインメントビジネス特論:日本アニメの次の10年を展望する」(全7回)

<授業概要>
日本のアニメ産業は過去10年で2倍の規模となり、3兆円を超える産業になりました。そして、いくつかの課題を持ちながらもそれを取り巻く環境からさらに拡大していくことが見込まれています。本授業では、クリエイション・テクノロジー・国際化・ファイナンスをキーワードに、最前線で活躍する業界人をゲストに招いて最新のアニメビジネスの環境と展望を学びます。
<スケジュール>
各回とも5限(16:30~18:00)
2025年10月1日(水)アーチ株式会社代表取締役 平澤直氏特別講演
※アニメーション監督の谷口悟朗氏を始めとしたアニメ業界ゲスト講義を3回程度、研究者による講義を2回程度予定
2026年1月14日(水)総合討論(三原龍太郎・平澤直・山下一夫・吉川龍生)
<その他>
・全7回分を事前申込
・定員120名
・対面のみ
<b><font color="blue" size="3"><a href="https://forms.gle/j9ME8Sjai5Hmst5L8" target="_blank">こちらからお申込みください</a></font></b></a></font>
<b>4月2日(水)午前10時から申込受付を開始いたします</b>
25/10/14~26/01/23 
「学習相談」日吉図書館で実施中!

「学習相談」とは、学習相談員(学部2年生以上)が、レポート作成やプレゼンの方法についてアドバイスを行う活動です。
レポートの書き方やプレゼンの基本について、先輩学生がサポートする窓口です。
困ったときは気軽に相談にお越しください。
●詳細:<a href="https://libguides.lib.keio.ac.jp/hys_studyadvice" target="_blank">https://libguides.lib.keio.ac.jp/hys_studyadvice</a>
<b>10月13日(月)〜1月23日(金) 平日午後</b>
※三田祭期間(11/19‐11/25)、冬休み(12/27‐1/5)はお休みです
●利用方法:窓口へ直接お越しください。WEBからの予約も可能です。
<質問例>
・レポートのテーマはどうやって決めればいい?
・レポートと感想文の違いって何!?
・「いい」論文ってどんなの?
・引用の書き方を教えて!
・伝わるプレゼンの基本を知りたい!
※レポートの代筆や添削は行いません。
■学習相談員ってどんな人?
教養研究センター設置科目「アカデミック・スキルズ」を過去に履修した学部2-4年生・大学院生が担当しています。
アカデミック・スキルズは、学部共通科目、1クラスを3名の教員が担当する少人数ゼミ形式の授業で、履修者は年度末に論文提出とそのプレゼンテーションが課されます。
学習相談員は、その中で、論文の書き方やマナー、問題解決の方法(情報収集→読み方→情報のまとめ方→仮説構築)、プレゼンの手法(発表態度、レジュメ、パワーポイントの作り方)等を身につけました。
さらに、2008年度から実施している学習相談の活動を通して、学習相談員の先輩から後輩にその技術と知識を引き継ぎながら、高めています。
※本活動は、教養研究センター、日吉メディアセンター、日吉学生部の共催により実施しています。
25/10/10~25/12/17 
教養の一貫教育vol.12 舞踏家・小林嵯峨による舞踏ワークショップ「こころ」

遠いからだの記憶、痕跡をたどる。
人の「こころ」はどこにあるのだろう?舞踏は何からはじまる?「こころ」から? 「からだ」から?「かたち」はあるの?
土方巽の舞踏に現れるさまざまな異形な「かたち」は水槽の底に澱のように留まって屈まっている、泥に入ってかたちづくられた「かたち」である。
「かたち」になろうとして崩れ、崩れてはまた「かたち」になろうとする、無時間という時間のなかで始まりも終わりもなくかたちづくられていく、鳥、馬、牛、花、植物、老婆、マヤ、ニワトリ、幽霊
――それらの「かたち」。
「かたち」は「いのち」を内包し、いのちがかたちに追いすがり、かたちがいのちに追いすがる。
■お申し込み方法
<b><a href="https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfK-c6yh2myvHF66bTn3BE9EDp3FLbI8Kp_oXUzuFRqHO8fxw/viewform" target="_blank">お申込みはこちら</a></b>
※申込者多数の場合選考を行い、結果をお知らせいたします。
*本企画は録画され、教養研究目的に限って利用されることがあります。
*Tシャツ・ジャージなど体を動かしやすい服装で参加してください。更衣室を用意します。
25/10/08~25/12/12 
【HAPP企画】慶應義塾大学新入生歓迎企画/教養の一貫教育Vol.11
永井荷風文学賞リレー講演会1
第1回永井荷風文学賞受賞作 田中純『磯崎新論』(講談社2024)

開会挨拶:阿久澤武史(高等学校長)
小菅隼人 (日本演劇学会会長・理工学部教授)
コーディネーター・司会:古川晴彦(高等学校教諭)
25/10/02~25/10/28 
創造力とコミュニティ研究会31 ダンスで世界をつなぐ 東京⇔ベルリンパフォーマンスプロジェクト チームMIMIZUの挑戦

「チームMIMIZU」は、日本、ドイツ、フランスを拠点に活動する8名のアーティストグループです。
昨年はドイツのベルリンとドレスデン、今年は東京と横浜で、パフォーマンスとワークショップを開催しました。言葉や文化の壁を越え、予算ゼロからスタートしたこのプロジェクトが可能となったのはどうしてでしょう。それはまさに人のつながりがあったから。今回の研究会では、メンバーが経験した共同制作の舞台裏や、地球の反対側にある街の様子、そしてそこで出会った人々との生活を通じての文化交流についてお話しします。人とつながることで、人生がどれほど豊かになるか、若い皆さんと分かち合いたいと思います。
日時:2025年10月28日(火)18:30~20:00(予定)
<b>話題提供者:木檜朱実さん 松澤尚美さん</b>
会場:居場所「カドベヤ」横浜市中区石川町5丁目209-3 1階
<a href="https://ameblo.jp/kadobeya2010/">https://ameblo.jp/kadobeya2010/</a>
<b>参加ご希望の方は、法学部・横山千晶教授宛 <font color="blue" size="2"><a href="mailto:chacky@keio.jp">chacky@keio.jp</a></font></b> にご連絡ください。
25/09/25~25/10/22 
使いやすいユーザインタフェースのデザインを理論的に研究する

「情報の教養学」では、「情報の光と影」に焦点を当て、情報の利用によるメリットやデメリットと共に、情報技術に関わる将来について、様々な分野の一流の講師に講演いただいています。
2025年10月22日には、山中祥太氏(LINEヤフー株式会社DS統括本部 LINEヤフー研究所上席研究員)による「使いやすいユーザインタフェースのデザインを理論的に研究する」と題した講演会を開催いたします。是非、ご参加ください。
<b>使いやすいウェブページやアプリをデザインすることは、利用者とIT企業の双方にとって重要です。私はIT企業でデザインを理論的に研究する仕事をしており、この講演ではその研究過程と成果を紹介します。また大学入学共通テスト「情報I」で出題された問題を例に、デザインを研究することの面白さを解説します。</b>
<b><a href="https://forms.gle/7CyPb63DaN8ChjNx7" target="_blank">お申込みはこちら</a></b>
25/09/24~25/10/12 
慶應義塾大学古楽アカデミーオーケストラ・小合唱
ヴェルニゲローデ放送合唱団青年部 再来日記念合同演奏会

<ヴェルニゲローデ放送合唱団青年部との再共演>
慶應義塾大学古楽アカデミー・オーケストラは、2023年秋にヴェルニゲローデ放送合唱団青年部が徳島県鳴門市を特別訪問し、その後横浜市を訪れた際日吉キャンパスにおいて、バッハの《マニフィカト》作曲300年を記念する演奏会を催しました。
今回、ヴェルニゲローデ放送合唱団青年部が再び来日することとなり、慶應義塾大学古楽アカデミー・オーケストラは、ヴェルニゲローデ放送合唱団青年部と再び共演することになりました。
出演:慶應義塾大学・古楽アカデミー・オーケストラ(ピリオド楽器使用)・小合唱
ヴェルニゲローデ放送合唱団青年部
ロベルト・ゲーストル/石井明(指揮)
神戸佑実子(ソプラノ)
Program
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル 《メサイア》第1部より合唱曲 ほか
25/09/04~25/10/07 
チームMIMIZU来日メンバーによる身体ワークショップ「私の身体と記憶をつなぐ」

ワークショップは呼吸、センタリング、ストレッチから始まります。
空間と時間に対する感覚を研ぎ澄まし身体がどのようにして場から情報を得るのか、内なる時間感覚がどのように私たちを動かすのかということにアプローチしていきます。
・ダンスなどの経験不要むしろ未経験者大歓迎!
・どなたでも参加できます。
・当日は動きやすい服装でいらしてください。
予約:<b>慶應義塾大学法学部・横山千晶 <font color="blue" size="2"><a href="mailto:chacky@keio.jp">chacky@keio.jp</a></font></b>
25/08/29~25/09/30 
創造力とコミュニティ研究会30 すごいぞ!シロアリのコミュニティ

社会を作るのは人間だけじゃない!虫たちの世界はもっとずっと共同体志向。ちっちゃな個体は一緒になってとんでもないパワーを炸裂させます。今回は、屈指のシロアリ研究者の林良信先生をお迎えして、嫌われ者のシロアリのコミュニティについてお話しいただきます。虫が苦手な皆さんもちょっと覗いてみませんか?小さな命の大きな力から学ぶことはたくさんです。
日時:2025年9月30日(火)18:30~20:00(予定)
<b>話題提供者:林良信先生(慶應義塾大学法学部専任講師)</b>
会場:居場所「カドベヤ」横浜市中区石川町5丁目209-3 1階
<a href="https://ameblo.jp/kadobeya2010/">https://ameblo.jp/kadobeya2010/</a>
<b>参加ご希望の方は、法学部・横山千晶教授宛 <font color="blue" size="2"><a href="mailto:chacky@keio.jp">chacky@keio.jp</a></font></b> にご連絡ください。
25/09/05~25/09/29 
【みなさんmiraiプロジェクト】2025年度 活動報告会
ーキャンパスで、現場へいくことの意味を考えようー

<b>みなさんmiraiプロジェクト2025年度 活動報告会 ーキャンパスで、現場へいくことの意味を考えようー</b>
慶應最大の学校林を舞台に、森の活用、防災を学ぶ、みなさんmiraiプロジェクト。(慶應義塾未来先導基金・南三陸プロジェクト)
2025年度の活動報告会を行います。大学時代に「慶應義塾・南三陸プロジェクト」で学生スタッフとして活動、現在はNHK政経・国際番組部ディレクター 籾木佑介氏の基調講演も行われます。
<b><a href="https://lightning-wildcat-221.notion.site/2025-keio-253bd7cba38f80c5bc60fb3f075b90a1" target="_blank">活動報告会の詳細、お申込みはこちら</a></b>
25/08/07~25/09/19 
【申込受付を終了しました】日吉キャンパス公開講座「自然と人工」(全5日)開催のお知らせ

学校で国語の時間に「自然の反対は人工」と習います。端的に言えば、自然は「人間の手が加えられていない物、状態」を指し、人工は「人間によって作られた物、状態」という意味合いで使われます。
「人工」を悪い意味で使う場合もあります。人間は、人工物、或いは人工物を作るプロセスにより、自然を破壊し環境汚染を引き起こしてきました。このことは、コロナ禍で経済活動や生産活動が停滞した結果、実際に、大気汚染や河川等の水質が改善し、自然が戻ってきた、という事実からもうかがい知ることができます。ここでは「自然」と「人工」を二項対立的に扱っています。
そもそも人間は、極寒、酷暑に限らず、気温・天候の変化に伴う過酷な自然環境を生き抜いてきました。「人工(物)」は、台風や地震などの自然現象を乗り越えて、人間が生きるための術であり、これが「人工」の原点だという見方もできるでしょう。
一方で、人間を自然と対峙させず、人間も自然の一部であるという考え方や、自然と人工が入り混じったものを一つの要素として捉えることもできるでしょう。例えば、生命の誕生、個の成長、医療等は、人工の力が自然の営みを支える、いわば自然と人工が組み合わさった事例とも言えます。
また、芸術や科学で人工的に自然を表現しようとするとき、どれくらい再現が可能なのでしょうか。何をどうがんばっても全く不自然で、非現実的なものにしかなりえないのか。これも「自然と人工」の興味深い対比と言えそうです。
そういえば、「人工衛星」という言い方はしますが、冷凍庫の氷を「人工氷」とは言いません。日常的に使っている言葉も、意識してみると、いろいろと発見がありそうです。
そんな「自然と人工」にまつわる話題を広範な分野から集めたのが、本年度の公開講座です。様々な話題、角度から皆様と共に考察していければと考えています。
〇各回とも➀13:00~14:30、②14:45〜16:15
〇会場:慶應義塾大学日吉キャンパス内
〇定員:350名 ※先着順受付。定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
<b><font color="red" size="3">2025年度日吉キャンパス公開講座は申込受付を終了しました。</font></b>
<b>【スケジュール】(予定)</b>
10/4(土)
挨拶 (12:35~12:40) 奥田暁代 慶應義塾常任理事
趣旨説明(12:40~12:50) 寺沢和洋 慶應義塾大学医学部助教/日吉キャンパス公開講座運営委員長
①北斎とサイエンス─幕末浮世絵師の事例より─
内藤正人 慶應義塾大学文学部教授/慶應義塾大学アート・センター所長
②自然と人工で考える、身体活動・運動・スポーツと健康
小熊祐子 慶應義塾大学スポーツ医学研究センター教授
10/25(土)
①女性型人造人間が登場するフィクションから女性の人工美を考える
新島進 慶應義塾大学経済学部教授
②「地球」/「地表」を描く「地図」―「地図の力」と「地図のレトリック」―
太田弘 日本地図学会評議員/元慶應義塾普通部教諭、学術博士
11/8(土)
①アオウミウシを育ててみた!―自然を感じ、観察する―
林牧子 慶應義塾大学経済学部助教
②物質・材料と自然・人工
井奥洪二 慶應義塾大学経済学部教授/慶應義塾大学自然科学研究教育センター
11/15(土)
①②米大陸を放射能汚染から救った歯の抜けた子どもたちの物語
伊東英朗 ドキュメンタリー映画監督
11/29(土)
①資源植物×科学技術が切り拓く、持続可能なゴムの未来
栗原恵美子 慶應義塾大学商学部助教
②再生医療の現状と未来─iPS細胞を用いた神経難病への挑戦─
岡野栄之 慶應義塾大学再生医療リサーチセンター教授/センター長
<b>【注意事項】</b>
■日吉図書館の利用
講座期間中、日吉図書館をご利用いただけますが、貸し出しおよび電子資料の利用はできません。
■体調不良等の自己都合による欠席
講座当日、明らかに体調の悪い(咳こんでいるなどの)場合は出席をお控えください。なお、体調不良等の自己都合により欠席した場合、受講料の返還は行いません。
■休講について
台風・大雪、災害等交通機関の運休などによる本講座の休講は、当日の午前10時30分までに決定します。
1.休講のご連絡
教養研究センターのホームページにてお知らせするとともに、受講申し込み時のメールアドレスに休講の旨メールをお送りします。
2.受講料の取扱い
休講分の受講料(1日分、2,000円)を返金させていただきます。なお、返金手数料は大学が負担します。
25/07/15~25/08/07 
読書会 晴読雨読 アイデアの系譜学 第17回
弱音の効用 フラジャイルなものの愛で方・接し方

<b><「良い弱音」もあるらしい></b>
弱さは隠すものでも、克服するものでもなく、「共」に生きていく「友」にもなれるようです。キーは弱さの言語化です。ヨシタケシンスケ『ヨイヨワネ』のあおむけ編とうつぶせ編を参照しながら、あるいは松岡正剛『フラジャイル:弱さからの出発』を紹介しながら、弱さについて、愉快軽快に語るスタイルを探ってみます。
情感的湿気ムンムンの「弱音」という単語も、「ヨワネ」と書くとなんだか可愛く思えてきます。ひょっとしたら、われわれに必要なのは「弱さの概念的な掘り下げ」ではなく、言葉の波打ち際で「その音や形で遊ぶ」デザイン感覚なのかもしれません。弱さへの学問的正面突破ではなく、言語遊戯的な「すり抜け方」を数冊の本と共に考えます。夏休みの静かなキャンパスで、ブックトークを満喫いたしましょう!
<b>「アイデアの系譜学」読書会とは…</b>
「アイデアの歴史」(History of Ideas)という学問分野を参照しつつ、発想の生成・循環・変容をテーマに「あれこれ喋る」、書籍持ち寄り型の会になります。前回からの継続参加、今回のみの単発参加の両方を歓迎します。日吉の1~2年生だけでなく、三田の上級生、湘南藤沢や信濃町からの参加、時には高校生や教員たちの「往来がある」ことが本会の特徴です。当日、どんな流れになるかは、集まってみるまで主催者も分かりません。「創造的な混沌」を目指す場です!
25/06/25~25/07/16 
読書会 晴読雨読 アイデアの系譜学 第16回
熱帯的感受性 ムシムシの彼岸にある言葉たち

<b><「湿気の月」をなるべく愉快に面白く></b>
なぜ、こうも毎日暑いのでしょうか。学期末というのに、汗で本の頁はめくりにくく、そもそも机に向う元気すらおきません。もはや日本の7月は、何かを読んだり、考えることに適した時期ではなくなっています。一方で、こんな時期はなにもせず、ノンビリと思考を放棄したくなります。他方で、こんな時期だからこそ「気象が私たちの思考と言葉を形作る力」に思いを馳せ、朦朧とした中で、普段では出てこない言葉を中空に放ってみたくなります。和辻哲郎の風土論から文化人類学のフィールド的感性にいたるまで、空間/気象が持つ言語的創発性について、本を持ち寄って、一緒にキーワードを探索してみましょう。
<b>「アイデアの系譜学」読書会とは…</b>
「アイデアの歴史」(History of Ideas)という学問分野を参照しつつ、発想の生成・循環・変容をテーマに「あれこれ喋る」、書籍持ち寄り型の会になります。前回からの継続参加、今回のみの単発参加の両方を歓迎します。日吉の1~2年生だけでなく、三田の上級生、湘南藤沢や信濃町からの参加、時には高校生や教員たちの「往来がある」ことが本会の特徴です。当日、どんな流れになるかは、集まってみるまで主催者も分かりません。「創造的な混沌」を目指す場です!















































