2016年03月31日

ダンテ『神曲』における数的構成/藤谷 道夫

西洋における“数”の伝統を解き明かす―。

ダンテ(1265-1321)の『神曲』は、誰もが知る中世文学の金字塔だが、世界の文学の中でも例を見ない緻密な数的構成によって創られている。本書は、その数的構成の中から最も興味深い事例を紹介。ダンテがどのように14233行にも及ぶ『神曲』という大伽藍を建造したかを解説する。

 

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